ナトリウム (Na)
正常値は、135〜147mEq/lです。
検査の目的は?
ナトリウムの血中濃度はアルドステロン、抗利尿ホルモンなど腎に関係する種々のホルモンによって制御されており、濃度の変化は細胞の機能に大きく影響します。
どんな病気が疑われるの?
高いときは、脱水症、糖尿病、尿崩症、原発性アルドステロン症、発汗時などが考えられます。
低いときは、嘔吐、下痢、ネフローゼ症候群、心不全、肝不全、アジソン病、利尿剤使用時などが考えられます。
検査での注意点は?
カリウムとともに、ナトリウム濃度の異常はからだの機能に大きな影響をおよぼします。