なぜ!?夜中に突然足がつる/を紹介している健康ニュース2009年9月号です。
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なぜ!?夜中に突然足がつる

2009年9月の健康ニュース

夜中に急に足がつり、痛みで飛び起きたことはありませんか?突然起こるようでも、背景にはさまざまな要因があるのです。

 足はなぜつりやすい?
筋肉が急に収縮、痙攣し、強い痛みが起こるのが、俗に言う「つる」という症状。とりわけ足のふくらはぎによく起こります。一般的には、激しい運動で疲労がたまったときによく起こりますが、就寝時に起こるケースでは、原因に若干の違いがあります。
まず運動時に「つる」のは、主に筋肉中に乳酸などの疲労物質が蓄積して、筋肉が異常痙攣を起こすことが原因です。
一方、就寝時の「足のつり」は、発汗によりナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどの、ミネラル成分が失われることが主な原因といえます。筋肉中の電解質バランスが崩れ、神経や筋肉が興奮状態となり、痙攣を引き起こすのです。
また、就寝中に布団から足が出て、冷えたりして血行不良がおこると、「足のつり」を引き起こす可能性を高めます。
私たちの身体は、酸素を運ぶ動脈血と二酸化炭素や血液中の老廃物を運ぶ静脈血が常に循環することで、筋肉などの細胞組織に酸素を取り入れて活力を得ています。血行不良からこの循環が滞ると、筋肉の細胞に疲労物質がたまりやすく、かつ、活力(酸素)を取り入れにくい状況となり、足がつりやすくなってしまうのです。

 突然足がつった!その対応は?
足がつるのは、運動時でも就寝時でも突発的に起こることがほとんどです。とにかくすぐに痛みを取りたいときの応急処置としては、つった筋肉のストレッチと、マッサージがあげられます。
ストレッチはゆっくり時間をかけて、マッサージの方法はこれと決まっているわけではありませんが、収縮した筋肉を伸ばすよう、上下にやさしくおこなうことで、痛みは少しずつ確実におさまってきます。
高齢者の方は、筋肉そのものが弱くなっていることが多いので、強くもんだり、無理に力を入れて伸ばしたりすると、むしろ筋肉を傷めることになりかねないので注意しましょう。

 予防は医食同源で
運動時の足のつりは、疲労物質の蓄積が主な原因となっているので、運動前の十分なウォーミングアップと運動後のクールダウン(ストレッチ)をしっかりと行うこと。また水分と、ミネラル成分やビタミンを補充するために、運動中でもこまめにスポーツドリンクなどを飲むことが一番です。
就寝時でも発汗により電解質のバランスが崩れることが主な原因になるので、枕元にこれらの成分を含むスポーツドリンクなどを置き、常に補給できる状態にしておくとよいでしょう。
これらのミネラルは、「医食同源」という言葉があるように、規則正しい食生活を心がけることによって、十分に補給することが可能ですし、それが基本です。しかし、生活が不規則だったり、食事が偏りがちな人は、マグネシウムや、カルシウムなどのミネラル成分を、医薬品やサプリメントなどで補うことも大切だと思います。
足がつるのは、突発的に発生する一過性の症状であり、たまに起こるぐらいならば心配ありません。むしろ、深く考えすぎてストレスとなっては好ましくありません。
ただ、「週に何回も起こる、つっている時間が異常に長く、それが何ヶ月、何年と続いている」といった状態であれば、他の病気との関連も疑われるので、一度病院でご相談されることをおすすめいたします。


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