| 女性の約8割が、からだの不調や不安をかかえており、そのうち2割の人が、仕事や家事などといった、通常の生活に支障がでるほどの症状を訴えています。 |
女性なら誰もが・・・ |
| 女性の1ヶ月は、卵胞期・排卵期・黄体期・月経期の4つの期間(月経周期)から成り立っています。 |
| この4つの期間と、2種類の女性ホルモンによって、女性らしいからだと、妊娠に対応できる体内の環境がつくられています。 |
| 女性ホルモンの一つである、卵胞ホルモンが多く分泌される卵胞期は、心も体も穏やかですが、黄体ホルモンが多く分泌される黄体期は、妊娠に備えてからだに栄養や水分をため込ませるため、代謝機能が低下するなど、卵胞期よりも体調を崩しやすい不安定な時期といえます。 |
| この黄体期にあたる、月経の10〜3日前に、精神的・身体的に何らかの不快な症状が現れることを、PMS(月経前症候群)といいます。(下図) |
女性の1ヶ月の健康サイクル
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PMSは、月経のある女性であれば、起こる可能性がある症状で、正常のホルモンの動きの中で、ストレスや疲れがたまったときに起こると考えられています。 |
月経前症候群の主な症状
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QOLの向上を大切に |
| PMSの症状は人によって異なります。一つの症状のみ現れる人もいれば、複数の症状が現れる人もいます。また、その症状に伴う苦痛の感じ方も違うものなのです。 |
| 月経が順調でホルモンの働きが狂っていない人でも、ストレスや疲労がたまると、PMSの症状として現れます。ホルモンの動きは、自律神経や情動など、さまざまな器官と連動しているために、体調の崩れとなって出ることもあります。 |
| 最近は、女性が社会的に受けるストレスも増えており、心とからだのバランスを崩しやすい環境にあるといえます。 |
| よりよい生活を送るためにも、自分のからだと心を一番に考えましょう。 |
| 改善のために最も大切なのは、自分自身のストレスと月経周期をきちんと理解することです。そのためには、毎朝基礎体温を測り、いつどのような症状が現れやすいのかをつかんでおくとよいでしょう。 |
有効な改善方法はあるの? |
| PMSの症状を「仕方がない」と、我慢をしている女性は少なくありません。しかし、自分がPMSであるということを知るだけで、心が軽くなる人もいます。 |
| また、PMSは日ごろの生活習慣の影響も少なくありません。そこで、次のようなことが、改善のポイントになります。 |
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休養 |
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無理をするほど、PMSは強くなりやすくなります。体調が不安定な時期には、休養をとるように心がけます。 |
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食習慣 |
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玄米や麦などの精製していない穀類には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので、バランスよくとりましょう。塩分や糖分、カフェインが多いものは控えます。 |
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運動 |
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PMSの症状が現れても、対応できる基礎体力をつける。 |
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サプリメントの補給 |
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イライラや、むくみを軽減するカルシウムやマグネシウム、また、女性に不足しがちなビタミンB群の摂取など。 |
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リラックス法 |
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入浴・ツボ刺激・アロマ・マッサージなど。 |
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| また、治療には次のような方法があります。 |
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心理的カウンセリング |
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低用量ピルの使用 |
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排卵を抑え、女性ホルモンの分泌を一定に保ちます。 |
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漢方薬の服用 |
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低用量ピルの使用や、漢方薬を服用する場合は、婦人科の医師にご相談下さい。 |
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| PMSの症状が現れることは、「からだが警告を発している」と認識して、自分一人で抱え込まないで、周囲に理解を求めることも改善策の一つです。また、生活に支障をきたすほどであれば、思い切って休みをとりましょう。 |