朝は楽にはけた靴が、夕方にはきつくなる、よく顔がむくんでしまって困る…。
女性に多いのが、こんな「むくみ」の悩み。その原因と解消法を探ってみました。 |
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こんな病気も原因に |
| むくみ(浮腫)は、体内の水分が血管などからしみ出して、組織の間にたまった状態をいいます。 |
| その原因はいろいろありますが、何日も続いたり、急に体重が増えるようなむくみは、背景に次のような病気が隠れている場合もあり、注意が必要です。 |
| むくみの出る病気の代表的なものに、腎臓や肝臓、心臓、また中年女性に潜在する甲状腺の病気があります。 |
| 腎炎やネフローゼで、尿にたんぱく質が出るようになると、血液中のたんぱく質が少なくなり、浸透圧の差から水分が血管の外にしみ出しやすくなり、むくみが起こります。最初は顔、とくにまぶたがむくむのが特徴です。 |
| また、肝硬変などを起こしていると、肝臓に入り込む静脈の流れが悪くなり、血管から水分がしみ出しやすくなります。この場合は腹水として、腹部に水がたまり、その圧迫で足もむくみます。心臓の働きが悪い場合も血液の循環が悪くなり、足(とくに、くるぶしなど下のほう)がむくんできます。 |
| いずれも深刻な病気ですし、腎臓病なら普段より尿の量が減ったり、心臓病では息苦しさがあり、甲状腺機能低下では冷え、脱毛が多いなど、他の症状も伴うことが多いので、思い当たるようなら、すぐに医師に相談しましょう。 |
| むくみの見わけ方 |
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足のすね(骨の上の部分)を親指で約30秒押し、急に離した時に、しばらく指の跡が残るようなら、むくみが出ています。
また、普段の足の周囲のサイズも測っておき、比較してみてもわかります。 |
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原因別の対策は? |
| このような病気はなくとも、実際には次のようなケースから、むくみの起こることが多いものです。それぞれ、原因と対策をあげてみました。 |
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立ち仕事が多い |
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立ち仕事が多かったり、きつめの衣類や靴を身につけていて、夕方になると足がむくんでくる、といったケースは、血液(静脈)の循環が悪くなったための生理的なむくみで、とくに心配のないものです。
ゆっくり入浴をして血液循環をよくし、夜は足を10cm程度上げて眠るような工夫をするとよいでしょう。
長時間の立ち仕事をする人は、足首にむかって圧力が強まる、弾性ストッキングを利用するのもよいでしょう。 |
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寝るときは足を少し高めに

足の下に、横幅のある10センチ程度の高さの
クッションなどを入れると静脈血が流れ易くなる。 |
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ダイエットの影響 |
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極端なダイエットで、肉類などたんぱく質の摂取量が不足すると、血液中のたんぱく質が減ることから、むくみが起こります。無謀なダイエットは、やめたいものです。 |
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疲労・睡眠不足 |
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不規則な生活で疲労がたまったり、睡眠不足が続いたりすると、皮ふ組織や内臓の機能が低下して、むくみやすくなります。 |
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生理前・妊娠時 |
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この時期は、ホルモンバランスの乱れから、むくみが起こる場合もあります。
一過性の場合は心配いりませんが、妊婦の場合で、よく睡眠をとった朝もむくみがあるようなら、妊娠中毒症の心配もありますので、医師に相談した方がよいでしょう。
なお、塩分をとりすぎると、体内に水分をため込むことになり、血圧が上がったり、むくみを起こす要因になります。塩分のとりすぎを避けるとともに、ナトリウムの排泄に役立つカリウムを、意識してとるようにしましょう。 |
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