| コンタクトレンズで6割が"異常"体験! あなたは大丈夫ですか? |
| 日本眼科医会が、昨年、コンタクトレンズを使用している全国の中学生1544人、高校生11027人を対象に、「学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査」を実施しました。 |
| それによると、男女比は3対7で、女子の方が多く、使用しているレンズは圧倒的にソフト系が多い、定期的な眼科検査を受けていない生徒が、中学生では60%以上、高校生は70%以上もいること、などが判明しました。 |
| とくに注目すべき点は、目の異常と対処です。 |
| 何らかの異常を経験した生徒は、中学生で57.7%、高校生で67.8%もいました。異常としては、「乾燥感」がトップで、以下「痛み」「充血」などが続いています。 |
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| 対処としては、「はずして様子をみる」(中学生40.3%、高校生38.0%)や「市販の点眼薬を使う」(中学生37.5%、高校生39.0%)が多くありましたが、何と「そのまま使い続けている」が、中学生で30.4%、高校生でも26.9%もあったのです。 |
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最低限これだけは・・・ |
| 便利なコンタクトレンズも、使い方を一歩間違えると、目の障害を招き、後遺症となるケースもあるのです。 |
| 実際に調査に携わった吉田眼科(松山市)の吉田博先生は、「充血や痛みなどのシグナルが出たら、すぐにコンタクトレンズの使用をやめて、眼科医を受診することが大切」とおっしゃっています。 |
| そのほか、次のようなことに留意してください。 |
| コンタクトレンズを、唾液でなめて目に入れる人をよくみかけます。これは大変危険です。というのも、口腔内にはたくさんの細菌が繁殖していて、感染することがあるからです。 |
| また、コンタクトレンズを扱う場合には、手や器具をよく洗いましょう。汚い手で扱っては、レンズをいくら消毒しても、何もなりません。 |
| コンタクトレンズには、何日間か続けて装用できるものがありますが、基本的には毎日とりはずしする終日装用にして、面倒でも寝る前には、はずすようにすることが、安全上大切といえましょう。 |
| そして、日頃から鏡でよく目をチェックすることが必要です。とくに、ソフトコンタクトレンズをしている場合は、問題が起きても痛みをともなうことが少ないからです。 |
コンタクトレンズの種類と比較
| 種類 |
長所 |
短所 |
ハードレンズ
従来型
酸素透過性 |
- 加工しやすい
- 汚れにくい
- 耐久性がよい
- 手入れが簡単
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ソフトレンズ
含水型
非含水型 |
- ごみが入りにくい
- 異物感が少ない
- 連続装用ができる
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- 手入れが複雑
- 寿命が短い
- 細菌が繁殖しやすい
- 異常の発見が遅れがち
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| 使い捨てレンズ |
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日頃のケアを大切に! |
| 涙の中には、脂分やたんぱく質などがあるために、細菌にとっては都合の良い環境なのです。とくに、水を含んだソフトコンタクトレンズは、レンズの中に水分が保持されているために、それだけ細菌が繁殖しやすいのです。 |
| コンタクトレンズが、定期的に消毒を必要とするのは、そのためです。 |
| 消毒とともに大切なのがコンタクトレンズの洗浄。コンタクトレンズに付着したたんぱく質が、角膜を傷つけたり、細菌などを封じ込めたりすることがあります。また、カルシウムも沈着しやすいので、できれば毎日、洗浄剤で洗うようにしましょう。 |
| このように、コンタクトレンズは清潔に保ち、ハードコンタクトレンズであれば、3年程度、ソフトコンタクトレンズの場合は、長くとも1年から2年で、新しいものに替えるくらいの心がけが大切です。 |
| また、目が疲れたと感じたときは、コンタクトレンズ用の目薬が有効です。防腐剤が入っていない、使い切り用のものは、コンタクトレンズをしたままで、つけることができます。 |
| 最後は定期点検。吉田先生は、「3ヶ月に1回くらいの割合で、眼科医で、コンタクトレンズと目の状態を調べてもらいましょう」とアドバイスされます。 |
| 多くの人は、慣れから点検を怠りがちですが、点検こそ大事なのです。 |